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看護師が自分軸で選択する方法6選

自分軸の正体(条件ではなく価値観)

これから自分軸の正体(条件ではなく価値観)について解説します

自分軸=自分が大事にしたい基準

自分軸って、ざっくり言うと「私は何を大事にして働きたいか」の基準です。

給料や休日みたいな条件も大事だけど、条件の奥にある価値観のほうが本体です。

たとえば「夜勤なしがいい」は条件で、その奥には「生活リズムを守って心身を安定させたい」「家族との時間を優先したい」みたいな価値観が隠れています。

現場でよくあるのが、条件だけで転職しても、結局しんどくなるパターン。

条件が叶っても、価値観が満たされてないと満足しにくいんです。

だから最初にやるべきは、条件集めより「私は何を守りたい人なのか」を言葉にすることです。

条件軸だけだとブレる理由

条件だけで選ぶと、比較が止まらなくなります。

A病院は給料が高い、B病院は休みが多い、Cクリニックは人間関係が良さそう…って、永遠に迷えるんですよね。

理由はシンプルで、条件は外部環境で変わるし、見えない部分が多いから。

求人票の言葉って都合よく書けるので、実態の差も出ます。

一方で自分軸(価値観)は、あなたの中にあるのでブレにくい。

基準が内側にあると、情報が増えても判断が速くなります。

選ぶ基準を外に置くか内に置くかで、転職の疲れ方が変わります。

自分軸がある人の共通点

自分軸がある人は、転職が上手いというより「断るのが上手い」です。

「これ、条件は良いけど、私が大事にしたい看護ができなさそう」みたいに、目先の得より長期の納得感を優先します。

現場で見てきた感じ、こういう人は悩みがゼロではないけど、悩む時間が短い。

決めた後に自分を責めない。

自分軸って、意思決定のスピードとメンタルの安定に直結します。


看護師が自分軸を持てない理由(不安・比較・罪悪感)

これから看護師が自分軸を持てない理由(不安・比較・罪悪感)について解説します

周りと比べてしまう(同期・SNS)

自分軸が揺れる最大の敵は「比較」です。

同期が急性期で頑張ってる、友達が美容クリニックでキラキラしてる、みたいに。

比べ始めると、自分の選択が急にダサく見えたり、遅れてる気がしたりします。

でもその比較、前提がズレてます。

人はそれぞれ、体力も、家庭事情も、向いてる環境も違う。

なのに同じ物差しで測るから苦しくなる。

比較が出たら、サインだと思ってください。

「私は何を大事にしたいんだっけ?」に戻るタイミングです。

失敗が怖い(転職のリスク思考)

転職って、失敗したくないじゃないですか。

だから情報を集めまくって、逆に動けなくなる。

でも現実は、100%当たりの職場を事前に見抜くのは無理です。

日本看護協会の調査でも離職率が示されている通り、看護の職場は合う合わないが出やすい構造なんですよね。

大事なのは「失敗しない転職」より「失敗しても立て直せる設計」。

選択の質は、準備で上げられます。

いい人でいなきゃの呪い(罪悪感)

看護師さんって、責任感が強い人が多いです。

だから「辞めたら迷惑」「私が我慢すれば回る」って思いがち。

ただ、その我慢が続くと、心も体も削れます。

自分軸ってわがままじゃなくて、自分の人生を守るための線引きです。

罪悪感が出たときは、「私は患者さんには優しいのに、自分には厳しすぎない?」って一回問いかけてみてください。


自分軸を言語化する3ステップ(価値観→強み→境界線)

これから自分軸を言語化する3ステップ(価値観→強み→境界線)について解説します

価値観の棚卸し(何にイライラするかで見える)

価値観って「好きなこと」より「許せないこと」に出ます。

忙しさより、人間関係の雑さが無理。指示が曖昧なのがしんどい。

患者さんと向き合えないのがつらい。

こういうやつです。

一回、紙に書いてみるのがおすすめです。

強みの棚卸し(成果より再現性)

強みは「できたこと」より「何回でもできること」です。

たとえば、急変対応が強い人もいれば、患者さんの不安を言語化して安心させるのが得意な人もいる。

調整役で場を整えるのが得意な人もいます。

ポイントは「周りに褒められたこと」より「疲れてても自然にできること」。

強みが言語化できると、職場選びの軸が具体的になります。

配属や役割のミスマッチも減ります。

境界線の設定(これ以上は無理のライン)

最後に必要なのが境界線です。

ここがないと、良い職場でも燃え尽きます。

境界線は、体力・時間・感情の3つで決めるとラクです。


自分軸で選択するための優先順位の付け方(Must / Want / Nice)

これから自分軸で選択するための優先順位の付け方(Must / Want / Nice)について解説します

Must(絶対に譲れない)

Mustは2〜3個までがちょうどいいです。

増えると決められなくなります。

Mustの例はこんな感じ。

Want(できれば叶えたい)

Wantは、満たされると幸福度が上がるもの。

給料アップ、通勤時間、福利厚生、教育制度、認定取得支援など。

Wantは交渉や工夫で寄せられることも多いので、Mustほど硬くしなくてOKです。

重要なのは、Wantを叶えるためにMustを壊さないことです。

Nice(あったら嬉しい)

Niceは「あったら嬉しい」枠。

院内がきれい、制服が好み、社食がある、スタッフ年齢層が近い、みたいなやつです。

ここを重視しすぎると、選択がブレます。

Niceは最後の決め手に使うくらいがちょうどいいです。

優先順位が崩れる典型パターン

崩れるのはだいたいこの3つです。


迷ったときの判断基準(後悔しない選び方の型)

これから迷ったときの判断基準(後悔しない選び方の型)について解説します

迷いの正体を分解する(不安/未練/疲労)

迷いって、ひとまとめにすると重いんですけど、分解すると軽くなります。

不安なのか、未練なのか、単に疲労で判断力が落ちてるのか。

疲労が原因なら、休んでから決めたほうがいい。

未練なら、何に未練があるか言語化したほうがいい。

不安なら、対策が打てます。

迷い=ダメじゃなくて、整理のサインです。

最悪の想定と対策をセットで考える

「転職して合わなかったらどうしよう」が怖いなら、対策を持てばいいです。

未来の自分に説明できるかで決める

最後はこれが強いです。

「1年後の自分に、この選択をどう説明する?」

給料が高かったから、だけだと揺れます。

でも「体調を守って長く看護を続けるため」「家族との時間を守るため」みたいに価値観で説明できると、後悔が減ります。

自分軸で決めた選択は、結果が多少ズレても納得しやすいです。


自分軸に合う職場を見抜くチェックリスト(求人票・面接・見学)

これから自分軸に合う職場を見抜くチェックリスト(求人票・面接・見学)について解説します

求人票で見るべき数字と言葉

求人票は、言葉より数字です。

面接で確認すべき質問

自分軸に合わせて質問を変えるのがポイントです。

見学で必ず見るべき現場のサイン

見学は、空気を見に行く場所です。


Q&A

Q1: 自分軸って、どうせ気分で変わりませんか?
A1: 多少は変わります。ただ、コロコロ変わるのは「条件」で、根っこの価値観は意外と変わりにくいです。モヤっとした出来事を振り返って、何を守りたいのかを言語化すると、判断のブレが減ります。

Q2: Mustが多すぎて決められません。どうしたらいい?
A2: Mustは「守れないと詰むもの」だけに絞るのがおすすめです。2〜3個に削って、残りはWantへ移す。そうすると候補が現実的になり、比較地獄から抜けやすくなります。

Q3: 転職が怖くて動けません。何から始めたらいい?
A3: いきなり応募じゃなくてOKです。まず境界線(無理なライン)を決めて、求人票で数字を見る練習をする。次に見学や面談で質問リストを試す。小さく動くほど、怖さは薄まっていきます。